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エンディングノート 書き方|おすすめノートと無料で始める方法

エンディングノートは「遺された家族が困らないためのメモ」

エンディングノートに法的効力はありません。遺言書の代わりにはなりませんし、書いた内容に拘束力も生まれません。それでも書く価値があるのは、家族が本当に困るのは「お金の分け方」より「そもそもどこに何があるか分からない」という情報の断絶だからです。

銀行口座の一覧、保険証券の場所、スマホのパスワード、かかりつけ医の連絡先。これらが整理されているだけで、遺された家族の初動が圧倒的にスムーズになります。

最低限書いておくべき5項目

全部を一気に埋めようとすると挫折します。まずはこの5つだけ書いてみてください。

①預貯金口座のリスト

金融機関名・支店名・口座種別を一覧にするだけで十分です。残高は変動するので書かなくてOK。ネット銀行は通帳がないため、遺族が存在自体を知らないリスクが高いです。

②保険・年金の情報

生命保険の会社名と証券番号、公的年金の基礎年金番号を記録しておきましょう。

③デジタルアカウントの存在

メールアドレス、SNSアカウント、有料サブスクリプションのリスト。パスワードそのものを書くのが不安なら、「パスワード管理アプリのマスターパスワード」だけ記録する方法もあります。

④医療の意思表示

延命治療を望むか、望まないか。臓器提供の意思。かかりつけ医の連絡先。法的には「リビングウィル」や「尊厳死宣言公正証書」のほうが強力ですが、エンディングノートに書いておくだけでも家族の判断材料になります。

⑤葬儀の希望

宗教・宗派、家族葬か一般葬か、連絡してほしい人のリスト。菩提寺がある場合はその名称と連絡先も書いておくと、葬儀社との打ち合わせが速やかに進みます。

おすすめのエンディングノート

コクヨ「もしもの時に役立つノート」(LES-E101)

市場価格1,100〜2,500円程度。質問に答える形式で書き込めるため、何を書けばいいか迷いません。ベストセラーで入手しやすく、初めての一冊に最適です。

コクヨ「遺言書キット」(LES-W101)

3,500〜4,070円程度。自筆証書遺言の用紙と書き方ガイドがセットになっています。遺言書まで一気に作りたい人向け。

無料テンプレート

自治体や終活支援団体がPDFで配布しているテンプレートもあります。「終活ノート 無料 ダウンロード」で検索すると複数見つかります。紙のノートを買う前に試したい人はここから始めるのも一つの方法です。

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エンディングノートが書けない人へ

「縁起が悪い」「まだ早い」という心理的抵抗は自然なものです。終活は「死の準備」ではなく、意識不明になったり判断能力が低下したりしたときに家族が困らないための「思いやりの行動」です。

書き出しは完璧でなくて構いません。口座名をメモ帳に1行書くだけでも立派な一歩です。

エンディングノートの先にあるもの

エンディングノートで情報を整理したら、次は法的効力のある遺言書の作成、死後事務委任契約、デジタル遺品の生前設定と、段階的に「仕組み化」を進めていくのが理想です。

体系的に終活を進めたい方は、終活完全ガイドで全体の流れを把握できます。

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